有限会社宗松組の会社役員(宗松潤一郎)ブログ

有限会社宗松組(福岡県宮若市)役員・宗松潤一郎のブログです。有限会社宗松組は、会社の創業から40年。 土木、石工、舗装、しゅんせつ工事などの工事全般を行っています。工事用語などを分かりやすく ご紹介いたします。

会社で使う工事道具~その2(宗松潤一郎)

有限会社 宗松組(福岡県宮若市)の役員、宗松潤一郎です。

工事の際よく使用する道具についてご説明いたします。


打ち込み錐(うちこみきり)…
木材に大きな釘類を打ち込むための穴をあけるのに使用する錐。穴が適当な深さになるまで打ち込んだ後、切っ先を下からたたき上げて抜く。
鐔のみは四角になっているが、打込み錐は穂先が円であり、両鐔、片鐔がある。


印籠面取り鉋…
鉋台を段欠きして、一部分を定規として、凹面または凸面を作り出す鉋。2つが1組となっている。
昔の木製建具の縦框は、風雨の侵入を防ぐために、印籠面をとった。面の形は角と丸の2種類がある。

 

鑼(ががり)…
縦挽き専用の鋸。片刃鋸で刃渡り5~8寸程度の鋸をねずみ鑼と呼び、鋸目が細いので小さな材木の柄挽きに使う。
また刃渡り1尺1寸から1尺3寸程度の鋸は大鑼と呼び、厚材を挽く時に使われる。歯は本身の部分では小さく、末身に行くほど大きく作られている。挽き始めるときには本身の細い歯を使う。


松潤一郎 (宗松組 役員)

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