会社で使う木材の「木取り」について
工事の際よく使用する木材の「木取り」についてご説明いたします。
木取りとは、1本の原木を製材する時にどのようにノコギリを入れて、どんな製品を取るかという事です。
木取りをする時の指針の一つが、一般的によく使われている言葉で「歩留まりを良くする」というものです。
歩留まりが良いという事は、1本の原木から如何に無駄なく製品を取れるかという事です。
芯割り(しんわり)…
材の一面を縦に鋸引きして、他の三面の千割れを防ぐ方法。化粧柱、床柱などが乾いてくるにつれ、千割れが出来るので、
見え隠れ面を樹芯まで縦挽きしておく。芯割り、背割り、芯挽きともいう。
芯持ち材(しんもちざい)…
1本の小丸太から1本の角材を取ったもの。割れる欠点を持つので背割りで防ぐことが行われている。
芯去り材(しんさりざい)…
挽き角、平角などで樹芯部を除去したもの。太い原木から木取するため一般的に高価である。
宗松潤一郎 (宗松組 役員)
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